ADS-win/LAのインポートって何?

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エディエス君

note記事のバックナンバーです。
お役立ち機能:敷地のインポートについて説明します。 

目次

  1. ASD-win/LAのインポートとは
  2. インポート可能なファイル
  3. インポートの操作説明
  4. 敷地形状がCADデータになっていない場合の編集機能 新システム『天空率空間』でも応用可

 

ASD-win/LAのインポートとは

ADS-win/LAのインポートは、一般的にはファイルを読み込む作業を指します。例えば、 dxf ファイルjw ファイル 、画像ファイルなどのデータをインポートすることができます。
また、ファイルを読み込むことでそのデータを自分のADSの背景として利用することができます。

 

インポート可能なファイル

インポート可能なデータ形式は、以下の表をご参照ください。

画像
インポート可能な拡張子について

 

インポートの操作説明

基本のインポート作業は、以下の1から4の手順となっております。

【基本のインポート手順】
1.ファイル(F)の「データインポート」を選択します。
2.「開く」ダイアログが開きます。
3.インポートするファイルの種類を選択します。
4.インポートするファイルを選択し、「開く」を選択します。  


dxfデータのインポートは、少し操作が異なりますのでご注意ください。

【dxfデータインポート手順】
1.基本のインポート手順1~3まで同じ操作を行います。
2.インポートするファイルを選択し、「開く」を選択します。
3.「DXF入力の設定」ダイアログが開きます。(参照の画像があります。)   
  ① 画層名:インポートする画層(レイヤー)を選択
  ② 全選択:全ての画層を選択
  ③ 倍率:インポートする倍率を設定
  ④追加読み込み:通常は「1.00」倍
   チェックを入れると、現在インポートしている dxf データに追加して
   インポートを実行します。
   チェックを外すと、上書きしてインポートを実行します。                                                                                                                                                                                

画像
                         

4.インポートの設定を行います。

  特に設定がない場合は、全選択を選択

5.「OK」を選択します。 


弊社YouTubeチャンネルにて、【dxfのデータをADS10にインポートする方法】が1分解説動画で説明されておりますので、ぜひご参照ください。

 

敷地形状がCADデータになっていない場合の編集機能 
新システム『天空率空間』でも応用可

ボリューム計算したいけれど敷地形状がCADデータになっていない…、そのような場合、大よその敷地形状が判別できる画像データを用いて敷地を編集する機能があることをご存知ですか?
画像データを利用した敷地入力の方法をご説明します。

 

【画像データを利用した敷地入力の方法】
①インポートの操作説明での作業
ファイルの種類のデフォルトがDXFになっていますので、保存されている画像ファイル形式にして読み込みます。
②本敷地でインポートしたデータをトレース
「与条件設定→本敷地」に移動し、作成のツールを選択して、背景に表示された画像をなぞりながら敷地をトレースします。

③それ以外のトレースできるものはトレース(不要な場合は④へ)
分割線/方位/建物等、必要なものをトレースします。

④サイトフォーカスで「目標面積」を入力
最初は②でトレースした際(スケール不明)の面積が「初期」及び「目標面積」として表示されますが、「目標面積」に実際の数値を入力することで、相似形で形状補正を行います。
事前に③で敷地以外の形状でADSで必要と思われる図形等もトレースしておくと一緒に処理されます。
後は境界線条件(道路幅員)や都市計画条件(用途地域等)を設定することで斜線逆日影計算が可能となります。

この画像データを利用した敷地入力の方法は、ADS-win/LAだけでなく天空弊社新システム『天空率空間』でも役に立つインポート方法ですので、ぜひお試しください。