天空率は、設計者にとって様々なメリットをもたらします。 天空率を使いこなして建築設計をもっと自由に行いましょう。
天空率 ( 建基法第 56 条 7 項 ) を利用する場合は、確認申請図書に算定結果等の提出が求められます。申請図に関しての資料がダウロードできます。
○天空率申請図の手引書
○天空率算定申請図書サンプル
操作方法の一例ですが、天空率計算におけるフリーCADソフトを使った場合と、専用ソフト(ADS)を使用した場合の作業の流れを比較してみました。
タイムパフォーマンスが重視される昨今、何に注力するかの参考にしていただければ幸いです。
天空率計算システムのフリー版と有償版の違いについて、「手動」で行うか「自動」で生成するかによってシミレーションの時間に大きな差が出ます。
人手が足りない問題も、システムの導入で解決する場合も。
2010 年 4 月 20 日に日本建築行政会議より [ 天空率の運用の検討について ] 情報公開
「建築確認のための基準総則・集団規定の適用事例」の掲載に向けての検討として、これには、天空率規制の方針も示され、建築主や設計者等に広く周知を行い、 平成 19 年度までに取りまとめた成果について、適用事例に掲載可能な事項を議論の上、選択し、適用事例及び JCBA 市街地部会平成 20 年度報告書に掲載しています。
JCBA( 日本建築行政会議 ) のホームページで「天空率運用の検討について」という平成 20 年度の活動報告書が閲覧できます。
これまでは、市街地部会天空率分科会により検討されてた内容を専用ページ(JCBA 会員のみ)のみの公開でしたが、一般設計者も閲覧できるようになっています。 平成 20 年度は天空率分科会の中に、初めて我々ベンダーで構成される ” 天空率検討会 ” を設けていただき、天空率分科会にて検討された案件に対する 天空率検討会としての調査・検討及び両部会の代表による意見交換等をさせていただくことができました。(弊社も天空率検討会代表として参画)
今回、閲覧できる内容は平成 20 年度の活動報告書となっており、積み残した問題点等も含めたものとなっています。 一部の内容は、現在殆どのシステムで対応が取れている部分でも法文には明記されていないものを正式にまとめたものとなっていますが、 適合建築物や算定 ( 測定 ) ポイントの取扱いについて等は、審査側に確認した上で検討してください。
尚、弊社システム ADS-win/LA では、現在の最新版の機能を利用することで全て対応が可能です。
施行規則の改正により、高さ制限 ( 日影規制・天空率等 ) 関係に対する提出図書についても細目が挙げられました。これらの殆どは現在の審査現場において提出させている内容が盛り込まれたものとなっているようです。
これに対応した ADS Ver7.1 を 6/25 にリリース開始いたしました。
詳細は、各行政庁及び民間確認検査機関にて御確認願います。
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます