道路・交差点の設定についての解説 1
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道路・交差点の設定について解説します。
道路・交差点の設定について
ADSシリーズでは道路や交差点の形状によって、道路斜線のかかり方が異なる場合があります。適切な建築可能空間の把握や天空率算定結果を得るためには適切な道路や交差点の形状の設定が必要です。今回は道路・交差点の設定について解説します。
1.道路形状
1-1. 概要
道路形状の設定は、道路の終端が通り抜けているのか、行き止まりなのかを設定します。道路形状によって、道路斜線の回り込みの有無が決まります。回り込みの有無によって、建築可能空間や天空率算定結果が変わるので、適切な道路形状を設定する必要があります。
道路形状による道路斜線の違い
道路形状によって道路斜線の適用形状が異なります。
通り抜け
道路斜線は道路形状なりに平行に延長して適用されます。

行き止まり
道路斜線は行き止まりの道路境界線端点を中心に円弧状の回り込みが発生します。

※道路・交差点の設定についての解説2 に続きます
★ADS通信vol.19 より抜粋