※第1回募集は終了いたしました。
■第1回入賞者発表
ご参加いただきありがとうございました。
今回の課題を使った「事例で解説!天空率アドバンスセミナー」を6月29日(木)に開催いたします。下部リンクよりお申し込み下さい。
入賞:矢吹 和也様(株式会社日建設計)
【体積:25,806.55m3】
【制作にあたってのコメント】
Rhinoceros+Grasshopperを用いて、基本ルールの中で計画可能な最大体積のボリュームを遺伝的アルゴリズムにより求めました。多面体を任意のコンタで切って分割し、ARCHICAD+ADS-BTにより計算可能な形状に変換して天空率計算の最終確認を行いました。
入賞:ナカガワ@バリカン様
【体積:24,460.47m3】
【制作にあたってのコメント】
道路斜線より隣地斜線のほうが余裕がなかったため、隣地斜線をかわしたボリュームを作成したあとで道路側にボリュームを加えていった。
入賞:株式会社竹中工務店 大阪本店設計部申請グループ
【体積:23,077.56m3】
【制作にあたってのコメント】
考え方のプロセス
・天空率に最も影響があるボリューム①(接地面100㎡かつ高さ20m)を、円柱で配置する。
・体積に最も影響があるボリューム②を、頭打ち100mから立ち下げる。
・天空率の差がクリティカルな測定点から見て影響がないように、ボリューム①②に円錐状・角錐状の肉付けをする。
入賞:株式会社日建設計 舘景士郎様・島田英里子様 他 チーム
【体積:20,423.00m3】
【制作にあたってのコメント】
当チームは、弊社内で独自に構築した逆天空率の仕組みを活用したボリューム自動算出ツールを用いて本チャレンジの提出ボリュームを自動算出しました。
フットプリントを抑え100mの高さを最大限使い切った形状となっており、各道路境界/隣地境界の測定点から左右どれだけをカットするのかは、ボリューム自動算出ツールで最適なパラメータの解を導出しています。
入賞:中村 剛様(株式会社熊谷組)
【体積:18,753.20m3】
【制作にあたってのコメント】
容積最大限にする事を考えると、建物高さ100mで後退距離をかみして範囲最大で計画し削りました。設計レベルで考えると無理な形だと思います。第2回もあれば参加したいです。
■企画チームからのメッセージ ~企画の目的に代えて~
「天空率チャレンジ」にチャレンジされる皆さまへ
建築物を計画する際には、様々な法規制について検討する必要があります。その一つが天空率です。
天空率をクリアするだけでは計画は成立しない…
そのような状況の中で、天空率だけを深く理解するのは難しいことと思います。
「天空率チャレンジ」を通し純粋に天空率の理解を深めていただき、
『どのようにすれば天空率を有効活用できるのか?』 『天空率とはこのように考えるのか!』
といった有効性を知っていただきたいと考えております。
実務として考えなければならない様々な制約を取り払い、楽しみながら天空率の理解を深めるきっかけにして頂ければ幸いです。
□募集内容
□ルール ※詳細はルール詳細PDFをご覧ください
・建築物としての実現の可能性は考慮しません。
・用途地域は準住居地域、採用容積率は320%です。
・日影、高度地区は対象にしません。
・建築用途は定めません。
・天空率以外の法規は考慮しません。
・ボリューム(体積)を最大級に出せた案5名に副賞としてAmazonギフト券1万円分をプレゼントします。
・審査に関しましては、天空率チャレンジ企画チームで公正に審査させて頂きます。
審査のPOINT
○天空率算定領域が正しく区分できているか。
○ボリューム(体積)が大きく取れているか。
○天空率の特性を上手く活用しているか。
□応募期間
2023年4月24日(月)~6月4日(日) (応募受付は終了いたしました)
□入賞者発表
2023年6月15日(木) 弊社Web上にて発表(入賞者には個別にご連絡致します。)
□事例で解説!第1回天空率アドバンスセミナー開催
2023年6月29日(木)17:00~18:30 [LIVE開催]
第1回目のお題の模範解答の解説、及びお題を通した天空率についてのアドバンス講習を行う『事例で解説!第1回天空率アドバンスセミナー』を開催いたしました。
◇ADS-win基礎操作Youtube
ADS-winを使って天空率チャレンジにお試しいただく際の基礎操作動画です。チャレンジの参考にご覧下さい。(Youtube 約2分)