ADSシリーズにおける異幅道路の解説 1

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エディエス君

ADSシリーズにおける異幅道路の解説です。

【関連法令】

法56条の1-1

ADSシリーズが遂に異幅道路に対応しました。

これまでのADSシリーズは平行道路のみの対応で、日影規制ラインの設定や異幅道路の道路斜線天空率算定領域の設定は手動で編集する必要がありました。

新たなADSシリーズでは与条件設定で異幅道路のパラメーターを設定することで、各種計算の異幅道路に関連する設定を自動生成することができます。

ADSシリーズにおける異幅道路の基本的な考え方について、1面接道の場合と2面接道の場合に分けて2回にわたり解説します。今回は1面接道の場合の解説です。

1-1.ADSシリーズにおける異幅道路

ADSシリーズでの道路幅員

ADSシリーズでは、道路斜線によって制限される高さが前面道路の反対側の境界線からの水平距離によって決まる(法第56条第1項第1号)ことから、道路境界線端点から道路境界線の反対側の境界線に垂直な水平距離を道路幅員として採用しています。

ADSシリーズで設定する道路幅員と、図面に表記された道路幅員が異なる場合があるので注意して下さい。

※ADSシリーズにおける異幅道路の解説2 に続きます

ADS通信vol.14 より抜粋